「葬式しない」それでも発生する費用と国や自治体の制度の利用の仕方

最近「葬式しない」を希望する方が増えています。その場合でも発生する費用と、自治体の葬式費用の補助制度の利用の仕方を紹介します。

「葬式しない」人が一番選ぶ火葬式ってどんなことをするの?

日本の法律で、死体を放置してはいけない、火葬にしなさい、と
定められているので、お葬式はしなくても、火葬にしなければなりません。

そこで、最も、簡素なお葬式として、火葬式を執り行うんですね。
それで、火葬式を扱う葬儀社が増えています。

それでは、火葬式はどのように執り行われるのでしょうか。
「シンプルなお葬式」という葬儀社の14万8千円のプランで説明します。

火葬式の流れは以下になります。

葬儀社に連絡⇒お出迎え⇒ご遺体ご安置⇒打ち合わせ⇒ご納棺
⇒ご出棺・火葬⇒拾骨・散開⇒ご自宅

ご依頼からご安置までにつくサービスは、寝台車、枕飾り一式、
ドライアイス、ご安置料金です。

付かないものは遺影(写真)です。

次に、納棺の時につくサービスは、お棺、仏衣一式、
役所・火葬場手続き代行、納棺の義、棺用布団となります。

最後に火葬~お支払いまでのサービスは、寝台車、骨壷・骨箱、
運営スタッフ、火葬料金が付きます。

付かないものは、仏具一式、お別れ用花束、自宅飾り一式です。

ですから、ご遺体の火葬を滞りなく行いますが、お寺さんに
お教を上げてもらう、遺影(写真)、お位牌、お花などは
一切つかないということになります。

お寺さんとの関わりが一切ない方は、これでもいいのかもしれません。

お寺さんとの関わりがある場合は、お教を上げてもらう、
戒名をつけてもらう、お位牌、などの費用が別にかかります。

ご遺体を火葬するだけでもこれだけの費用がかかるんですよ。